心の成長

未就学から小学校低学年のお子様の中には、母親と一緒でないと不安を感じたり、何かと母親の顔を見て意見を求めるお子さんが時々いらっしゃいます。

母親もそれに丁寧に対応なさる方と、一人でやりなさいと突き放す感じの方と二つpんタイプがあるように思います。

教室で多くの子どもたちと一緒に過ごすと、子どもたちの心の成長は学力の伸び以上に個人差が大きいように思います。
それと同時に、心の成長は周りから働きかけてもそれほど効果があるものではなく、じっと見守り待つ姿勢が、結果的に心の成長を促すことになるとも感じています。

心の成長は、手を引っ張って連れていくのではなく、その変化の兆しが見えたら、背中を押してあげることでしょう。

以前、あるお母さんにこんなお話をしたことがあります。

家に引きこもっている子どもに、外の世界の素晴らしさを分からせたい時に、家から締め出して鍵をかけるのと、扉を開けて外の世界の素晴らしさを話してあげるのと、どちらがいいか?

それを考えれば、心の成長とはどう向き合ったらいいのかわかるはずです。

*ブログの内容は、オーナー経験などに基づいた個人的な考えです。
専門的な知識に裏打ちされたものではありませんので、ご了承ください。