1学期の保護者面談

普段の教室学習をお休みしての1週間+αの保護者面談が終わりました。

延45人の保護者の方とお子さま一人当たり30〜45分かけて、さまざまな情報共有をいたしました。

学校のこと、ご家庭のこと、交友関係のこと、そして居室での様子など、お子さまの生活と周囲の環境について、さまざまな意見共有をさせていただきました。

中には、事前に心配なこと、相談したいことを準備されていたり、面談の途中で「そういえば」という感じで、不安なことについてお話しくださったり、お伝えくださっとり・・・・

何人かの保護者の方は、「どう対応したらいいかわからなかったが、すっきりした」、「気が軽くなった」というコメントを残されたり、何人か涙ぐんだ後、すっきりしたお顔で帰られた方もいらっしゃいました。

各学期ごとにおこなっているこの面談の目的は、ご家庭と学研教室という違う視点からお子様を見守り、情報を共有することで、お子さまの成長を見守るとともに、同じ方向を向いてお子さまの成長を後押しするということです。

毎日、心を込めて一人一人とお話しするので、帰宅すると疲労困憊ですが、暖かく見守られていることで、子どもたちは自分の力で伸びていくという信念を持って、これからも続けていきます。

*学習後の帰宅について

当教室の地域は近くに大警察があったりするため、比較的治安が良いとされています。

それでも、たまに子どもに対する不審者による声がけなどが発生しています。

当教室では、学習が終わった後の帰宅は、お子さまの安全確保のために、原則として保護者の方にお迎えに来ていただくことになっています。

ご家庭の事情で、「ひとり帰り」をご希望の場合は、その都度LINEにて事前に連絡をしていただくようにお願いいたします。

お子さま本人から「ひとり帰り」との申し出があった場合でも、保護者の確認ができるまでは対応致しませんので、ご了承ください。

小学校4年生以上のお子さまについては、事前に保護者から申し出があった場合には、「ひとり帰り」を認めていますが、あくまでも保護者責任でお願いいたします。

以上、お子さまの安全確保のためにご理解とご協力をお願いいたします。

連休後の心の変化に気を配ります

ゴールデンウィーク後は、学校での新しい環境の慣れによる気の緩み、連休中の疲れ、運動会に向けての練習・準備など、まだまだお子さまにとって少し負担の大きい時期が続きます。

一方で、そのような体験の中から、お子さまの成長も見られる時期です。

ちょっとした成長、変化も見逃さないように見守り・指導してまいります。

現在、当教室は満席のため、新規募集は行なっておりません。

学校に行きづらく、学習に不安のある方は、遠慮なくご相談ください。

親の責任

子育てはさまざまな苦労がありますが、大きな喜びでもあるのが事実です。

また、子育てに親としての責任感を感じている方もいらっしゃることでしょう。

ちょっとその「責任感」について考えてみたいと思います。

親としての責任感を追求されないために、いろいろと心を砕いている方がいらっしゃるかもしれません。

つまり「良い親」になろうとしている方です。

でも、その「良い親」になろうとしていることが、お子さまの成長につれて却って親にも子にも負担になってしまうケースが時々あります。
親は子育てに疲れ、子どもは親の干渉に疲れ、反発してしまうケースです。

子育ての重要な目的の一つは、お子さまを自立して生きていける大人に育てることです。

この「自立する」という過程は、思ったより小さな時から、ちょっとした経験を積み重ねて培っていくものだと思います。

私は保護者の方とお話をするときに、よく「親の言うことを素直に聞いてばかりいるお子さまは心配ですよ」とお話しすることがあります。


お子さまは成長につれて、親から距離を置き、外の世界に出て行こうとします。
ちょうど巣立ち前の子鳥が、羽を羽ばたかせる準備をしているのに似ています。

それを危ないから、騒がしいからと止めていては、巣立ちの準備は進みません。

大切なお子さまを心配する心は親としての自然な愛情から出てくるものですから、止めることも否定することもできません。
でも、より広い視点でお子さまの成長を見守ることも大切ではないでしょうか?

親としての「責任」は、「指摘されないように注意する」と言う自分に向けたものではなく、「いざとなったら手を差し伸べるために見守る」という、お子さまに向けたものであって欲しいと思います。

心の成長

未就学から小学校低学年のお子様の中には、母親と一緒でないと不安を感じたり、何かと母親の顔を見て意見を求めるお子さんが時々いらっしゃいます。

母親もそれに丁寧に対応なさる方と、一人でやりなさいと突き放す感じの方と二つpんタイプがあるように思います。

教室で多くの子どもたちと一緒に過ごすと、子どもたちの心の成長は学力の伸び以上に個人差が大きいように思います。
それと同時に、心の成長は周りから働きかけてもそれほど効果があるものではなく、じっと見守り待つ姿勢が、結果的に心の成長を促すことになるとも感じています。

心の成長は、手を引っ張って連れていくのではなく、その変化の兆しが見えたら、背中を押してあげることでしょう。

以前、あるお母さんにこんなお話をしたことがあります。

家に引きこもっている子どもに、外の世界の素晴らしさを分からせたい時に、家から締め出して鍵をかけるのと、扉を開けて外の世界の素晴らしさを話してあげるのと、どちらがいいか?

それを考えれば、心の成長とはどう向き合ったらいいのかわかるはずです。

*ブログの内容は、オーナー経験などに基づいた個人的な考えです。
専門的な知識に裏打ちされたものではありませんので、ご了承ください。

春の保護者面談

普段の学習を1週間お休みして実施した保護者面談が終わりました。

お会いした保護者の方は延37名、ほとんどがお母様ですが、中には在宅勤務の時間をやりくりしていらっしゃったお父様もいらっしゃいました。
ご時世ですね。

直前に行なった学年末の診断テストの結果だけでなく、普段の学習、成績のトレンドなどを資料や実際の学習プリントをお見せしてお話をし、家庭や学校での様子をお伺いし、お子さまの性格や心の成長、変化で気付いたことなど、話題は多岐にわたります。

時には、お子さまの将来について、子育てについての気掛かりなことなどのご相談もお受けしたり、わたしの人生経験をお話ししたり・・・・・

お一人30分程度の予定ですが、話題が盛り上がって待機時間にかかり45分くらいお話しすることもずいぶんありました。

その間、お子さまの様子や成長の様子を思い出してお話しします。
お子さまやご家族の人生にも関わっているという責任とやりがいを感じる時間が続きます。

一日約9時間、一人ひとりのお子さまを思いやる1週間が終わり、感じたことは「早く子どもたちに会いたい」でした。

来週から始まる普段の学習が待ち遠しい週末です。

*イラストはイメージです。

小さなバレンタイン

2/14は、バレンタインデーでした。

小さな生徒さんから、小さなチョコレートをいただきました。

二人ともおとなしくひっそりと学習して、ひっそりと変えるようなお子さまです。
それでも心が繋がっていたのだなと思うと、心が暖かくなるプレゼントでした。

教室だより2月号を発行しました。

原則として会員の皆様にお配りしている「教室だより 2月号」を発行しました。

いよいよ大詰めを迎えた学年の学習と、4月からの新入生について、そして、今話題となっている「非認知能力」について、簡単に紹介しています。