やる気

「どうもやる気が出ない。」、「もっとやる気を出しなさい。」、「やる気になればできる」・・・

「やる気」、よく聞く言葉です。

お子さまの指導をしていると「やる気を出させるにはどうしたらいいでしょう?」などと相談を受けることがあります。

残念ながら、「やる気」は、出させることはできません。

「やる気」は、自分でも、出したいときに自由に出すことはできないのに、他の人に出させることなど、なおさらできません。

なぜかというと、「やる気」は心の動きだからです。

「やる気」は、その結果として、「できた」という喜び、達成感を予想できる場合に自然に出てくるものだと思います。

「やる気」を出すと達成感を味わえる、達成感を味わえると知っていると「やる気」が出る・・・

まるで、鶏と卵のように、どちらが先なのでしょうか?

お子様に「やる気」を出させる方法は、一つだけあると思います。
それは、「自分でできた!」という体験をさせることです。
「自分で」というところが大切です。

今までできなかったことを「自分でできた」と感じてもらうわけですから、その「自分で」に配慮したサポートが大切です。

その子の性格や状況をよく見極めて、そっと後押しをする・・・・

そして、自分自身の力でできた喜びを感じてもらう。

つまり「やる気」の代わりに私が後押しして、「やる気」を出した結果を擬似体験してもらうのです。

その喜びを感じ取ることができたお子さまは、「やる気」を出すと何が待っているかを理解します。そして、鶏と卵のループから抜け出して、先へ進むことができます。

ただし、この働きかけができるのは一度だけです。

何度もこのサポートを繰り返すと、それは「依存」になってしまいます。

「できた」という喜びを感じ取れる感性を育てられるかどうかが大切ですね。

子どものツノを見る

普段は物静かにひっそりと学習をしているお子さまがいらっしゃいます。

最近の保護者面談で「お子さまの好きなものはなんですか?」と伺ったところ、「ブロック遊びに夢中です。」とおっしゃいました。

「どんなものを作っているのか、一度作品を見せてください。」とお伝えしたところ、早速数点を大きな段ボール箱に入れて、お父さま、お母さま付き添いで(一人では持って来れなかった)見せに来てくれました。

自分の作品を嬉しそうに説明する彼の顔は、今まで見たことがないほど輝いていました。

「子どもの角を見つけて、伸ばしてあげる」が。教室で心掛けていることです。

今日は、この普段おとなしい子の「ツノ」を見つけました。

彼に出した宿題は「未来の家」を作ってきて見せてちょうだい・・・です。
どんなアイデアが詰まった作品を持ってきてくれるのでしょうか?

宇宙船、こんなに大きいです
覆面パトカー、控えめな赤色灯がポイント
アメリカのパトカー、緊急ライトがっちゃんと赤と青です

辞書を引く楽しみ

最近、辞書引きに興味を持つお子さまが増えてきています。
当教室でも備え付けの辞書を買い増ししました。

AIに、辞書引きの楽しさを尋ねると、次のような回答が来ました。

今、タブレット学習などが広がり、さしたる苦労もなく「答え」が手に入る時代だからこそ、辞書を引く楽しさは、残しておきたいものです。

    小学生にとって辞書を引くことの楽しさ
      ~言葉の世界を広げる冒険~

・はじめに

辞書は、言葉とその意味、使い方などを調べるための道具です。小学生にとって辞書を引くことは、単なる勉強の一部ではなく、未知の世界を探検するようなわくわくした体験にもなります。ここでは、辞書を使うことで得られる楽しさや魅力について、さまざまな角度からまとめていきます。

・発見の喜び

辞書を開くと、普段聞き慣れない言葉や、見たことのない漢字など、たくさんの新しい情報に出会います。小学生は好奇心が旺盛で、「知らないことを知りたい」という気持ちを持っています。そんな時、辞書は宝箱のような存在です。たとえば、授業や本で出てきた難しい言葉を調べ、意味がわかった瞬間、「なるほど!」という発見の喜びを味わえます。その体験が積み重なることで、言葉に対する興味や知識欲がどんどん高まります。

・自分で調べる達成感

わからない言葉を自分の力で辞書を使って調べることは、小学生にとって大きな達成感につながります。だれかに教えてもらうのではなく、自分で調べて答えを見つけたとき、「自分にもできた!」という満足感が生まれます。こうした経験は、自分で考え行動する自信や、主体的に学ぶ姿勢を育ててくれるでしょう。

・知識が広がる楽しさ

辞書を引いていると、一つの言葉を調べたつもりが、つい他のページも見てしまい、いろんな言葉に出会うことがあります。「ついでに、これも調べてみよう」「この言葉の隣に面白そうな単語がある」といったように、興味がどんどん広がっていきます。辞書には例文や関連語も載っているので、言葉の意味だけでなく使い方や似た言葉まで学ぶことができ、知識の幅がぐっと広がります。

・言葉遊びのひろがり

辞書にはクイズや言葉探しゲームのような楽しみ方もあります。たとえば、「一番長い言葉はなんだろう」「好きな動物の名前を見つけてみよう」「ひらがな順に並んだ言葉をどこまで探せるか挑戦してみよう」など、遊び感覚で辞書を使うことができます。また、友だち同士で辞書を使ったゲームを考えたり、家族と一緒に調べものをしたりと、コミュニケーションのきっかけにもなります。

・漢字辞典・英和辞典などの多様性

辞書にもいろいろな種類があり、国語辞典だけでなく漢字辞典、英和辞典などを使うことで興味の幅が広がります。漢字辞典では部首や画数から漢字を探す過程が楽しく、英和辞典では英語の意味や例文を読むことで外国語の世界に触れられます。たくさんの辞書に触れることで、それぞれの言語や文字の面白さに気づき、学びの可能性が広がります。

・辞書を使うことで身につく力

辞書を使うことで、単語の意味を知るだけではなく、調べる力・考える力・集中力など、さまざまな力を伸ばすことができます。辞書の中で目的の言葉を見つけるためには、ページの順番や目次の見方を理解したり、注意深く探したりする必要があります。その過程のなかで、物事を丁寧に調べる姿勢や、根気強さも育まれます。

・日常生活に役立つ場面

辞書を使う経験は、日常生活でも役立ちます。たとえば、手紙や作文を書くとき、「もっとぴったりの言葉を使いたい」と思った時に辞書を使うことで、表現の幅が広がります。また、ニュースや本、インターネットなどでわからない言葉が出てきた時も、辞書に頼ることで素早く理解できるようになります。辞書を使う習慣が身につくことで、さまざまな場面で自分の力を発揮できるようになるでしょう。

1学期の保護者面談

普段の教室学習をお休みしての1週間+αの保護者面談が終わりました。

延45人の保護者の方とお子さま一人当たり30〜45分かけて、さまざまな情報共有をいたしました。

学校のこと、ご家庭のこと、交友関係のこと、そして居室での様子など、お子さまの生活と周囲の環境について、さまざまな意見共有をさせていただきました。

中には、事前に心配なこと、相談したいことを準備されていたり、面談の途中で「そういえば」という感じで、不安なことについてお話しくださったり、お伝えくださっとり・・・・

何人かの保護者の方は、「どう対応したらいいかわからなかったが、すっきりした」、「気が軽くなった」というコメントを残されたり、何人か涙ぐんだ後、すっきりしたお顔で帰られた方もいらっしゃいました。

各学期ごとにおこなっているこの面談の目的は、ご家庭と学研教室という違う視点からお子様を見守り、情報を共有することで、お子さまの成長を見守るとともに、同じ方向を向いてお子さまの成長を後押しするということです。

毎日、心を込めて一人一人とお話しするので、帰宅すると疲労困憊ですが、暖かく見守られていることで、子どもたちは自分の力で伸びていくという信念を持って、これからも続けていきます。

*学習後の帰宅について

当教室の地域は近くに大警察があったりするため、比較的治安が良いとされています。

それでも、たまに子どもに対する不審者による声がけなどが発生しています。

当教室では、学習が終わった後の帰宅は、お子さまの安全確保のために、原則として保護者の方にお迎えに来ていただくことになっています。

ご家庭の事情で、「ひとり帰り」をご希望の場合は、その都度LINEにて事前に連絡をしていただくようにお願いいたします。

お子さま本人から「ひとり帰り」との申し出があった場合でも、保護者の確認ができるまでは対応致しませんので、ご了承ください。

小学校4年生以上のお子さまについては、事前に保護者から申し出があった場合には、「ひとり帰り」を認めていますが、あくまでも保護者責任でお願いいたします。

以上、お子さまの安全確保のためにご理解とご協力をお願いいたします。

連休後の心の変化に気を配ります

ゴールデンウィーク後は、学校での新しい環境の慣れによる気の緩み、連休中の疲れ、運動会に向けての練習・準備など、まだまだお子さまにとって少し負担の大きい時期が続きます。

一方で、そのような体験の中から、お子さまの成長も見られる時期です。

ちょっとした成長、変化も見逃さないように見守り・指導してまいります。

現在、当教室は満席のため、新規募集は行なっておりません。

学校に行きづらく、学習に不安のある方は、遠慮なくご相談ください。

親の責任

子育てはさまざまな苦労がありますが、大きな喜びでもあるのが事実です。

また、子育てに親としての責任感を感じている方もいらっしゃることでしょう。

ちょっとその「責任感」について考えてみたいと思います。

親としての責任感を追求されないために、いろいろと心を砕いている方がいらっしゃるかもしれません。

つまり「良い親」になろうとしている方です。

でも、その「良い親」になろうとしていることが、お子さまの成長につれて却って親にも子にも負担になってしまうケースが時々あります。
親は子育てに疲れ、子どもは親の干渉に疲れ、反発してしまうケースです。

子育ての重要な目的の一つは、お子さまを自立して生きていける大人に育てることです。

この「自立する」という過程は、思ったより小さな時から、ちょっとした経験を積み重ねて培っていくものだと思います。

私は保護者の方とお話をするときに、よく「親の言うことを素直に聞いてばかりいるお子さまは心配ですよ」とお話しすることがあります。


お子さまは成長につれて、親から距離を置き、外の世界に出て行こうとします。
ちょうど巣立ち前の子鳥が、羽を羽ばたかせる準備をしているのに似ています。

それを危ないから、騒がしいからと止めていては、巣立ちの準備は進みません。

大切なお子さまを心配する心は親としての自然な愛情から出てくるものですから、止めることも否定することもできません。
でも、より広い視点でお子さまの成長を見守ることも大切ではないでしょうか?

親としての「責任」は、「指摘されないように注意する」と言う自分に向けたものではなく、「いざとなったら手を差し伸べるために見守る」という、お子さまに向けたものであって欲しいと思います。

心の成長

未就学から小学校低学年のお子様の中には、母親と一緒でないと不安を感じたり、何かと母親の顔を見て意見を求めるお子さんが時々いらっしゃいます。

母親もそれに丁寧に対応なさる方と、一人でやりなさいと突き放す感じの方と二つpんタイプがあるように思います。

教室で多くの子どもたちと一緒に過ごすと、子どもたちの心の成長は学力の伸び以上に個人差が大きいように思います。
それと同時に、心の成長は周りから働きかけてもそれほど効果があるものではなく、じっと見守り待つ姿勢が、結果的に心の成長を促すことになるとも感じています。

心の成長は、手を引っ張って連れていくのではなく、その変化の兆しが見えたら、背中を押してあげることでしょう。

以前、あるお母さんにこんなお話をしたことがあります。

家に引きこもっている子どもに、外の世界の素晴らしさを分からせたい時に、家から締め出して鍵をかけるのと、扉を開けて外の世界の素晴らしさを話してあげるのと、どちらがいいか?

それを考えれば、心の成長とはどう向き合ったらいいのかわかるはずです。

*ブログの内容は、オーナー経験などに基づいた個人的な考えです。
専門的な知識に裏打ちされたものではありませんので、ご了承ください。